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サスティナブル

2010.10.22

今日は、地域の紙類廃品回収の日で、
アトリエの隅っこを埋め尽くしていたダンボールが、一掃されました~。

プリザーブドフラワーを注文すると、
宅配で送られてくるので、その度にダンボールが発生します。
また、個々のお花も、紙箱に入っているので、
それらの空箱も、1ヶ月も経つと、かなりの量に。。。


バラの花形が壊れないように、
最近は、多くのメーカーが、プラスティックの中容器を採用しています。
紙のように、潰すこともままならないし、
立体的な形になっていて、各メーカーごとにわずかに形が違うので、
重ねてためて置く事も出来ず、
そういったモノで、溢れかえっています。

とは言うものの、日本のあるメーカーさんは、
「プラスティックの中容器を、ある程度の数量で回収してくれる」という、
環境を考えた取り組みをしてくれるところもあります。


プリザーブドフラワー | サスティナブル


昔の日本人は、モノの形を変えて、
リサイクルを繰り返して、最後まで使い切る、
いわゆる、「モノの命」を大切にしていたと思います。

「使えなくなったものを、どう使うか。」
その過程の中に、いろんな知恵や方法が生まれていたような気がします。


プリザーブドフラワー | サスティナブル


さて、今日の画像は、
先日お届けしたブーケのお仕立て直しをご紹介しています。

ブーケは、大切にお持ちになっても、
やはり、傷みは避けられないのですが、
全て、大切に修復して、額にお収めしました。

新婚生活に、彩りを添えてくれますように♪

お仕立て直し

2010.01.29

『ビーダーマイヤー』という名前のブーケをご存知ですか?

19世紀前半のドイツやオーストリアが発祥のデザイン様式の一つの
『ビーダーマイヤー』。
英語の響きとは違う、童話に出てきそうな響きですね。

ブーケの『ビーダーマイヤー』といえば、
円錐形の形で、同心円状に同じ花を配置していくブーケです。
英語で、『タージマジー』とも呼ばれます。
規則正しいクラシックなデザインは、格式高い正統派の薫り。
横から見ると、アイスリームのコーンのように、
先端が突き出した形をしています。

プリザーブドフラワー | お仕立て直し


この立体的なブーケを、お仕立て直しをさせていただきました。
額の中の平面的な空間にどう入れるか、とっても難しい課題でしたが、
最終的に、メリア仕立てで、
真正面から見たブーケのイメージで、額に収めることになりました。

ブーケで使ったバラの花びらを一枚一枚、丁寧にはがして、
破れた花びらを、裂け目が見えないように修復するなど、
細かい作業でしたが、
とても綺麗なメリアに完成しました。


プリザーブドフラワー | お仕立て直し


一緒にお届けした、メリア仕立ての大中小の3つの髪飾りと、
ブトニアも額に入れて…。

プリザーブドフラワー | お仕立て直し


ご結婚の思い出のお品。
幸せな毎日の生活に、彩りを添えてくれている事でしょうね。

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