記事一覧

デザインのレントゲン写真

2010.09.28

昨日は、新しいお友達が、ご自宅のランチにご招待してくださり、
お昼休みに遊びに行ってきました。

歩いてでも行けるお隣の町なのに、
住宅街の雰囲気が、こうも違うのかと思うぐらい、
私が日頃見慣れた風景とは違いました。

新興住宅地は、各地域ごとに開発のコンセプトも違い、
道の幅は言うまでも無く、
樹木、遊歩道、道路や住宅地の配置などが、それぞれ異なります。


道路をどのように配置するかは、町並みの形成に影響を与えるので、
地域開発のとても重要な柱となっています。

例えば、パリ等に見られるヨーロッパの都市計画では、
中央から放射線状に、道を配置するということが多いのですが、
その中央には、街のシンボルである教会があり、
どこからでも、教会の尖塔が見えるようにできています。

戦後の日本では、碁盤の目のように、
分かりやすく街を形成する、という手法が多く用いられています。

プリザーブドフラワー | デザインのレントゲン写真
▲ご新郎様から花嫁さんへ、サプライズプレゼントされたフラワークラウン。


ブーケやアレンジメントのご相談をいただいた時、
どういうイメージ、どういうコンセプトで作っていくか、
言わば、デザインの骨格を持つことを、大切に考えています。

それをベースにして、
ストーリー性があったり、
音楽のように流れるリズムや時間の流れを感じられるなど、
お花の中に、ある種のオーラが肉付けされていけばいいな、
と思いながら、お花と向き合っています。