プリザーブドフラワーは、染色したお花です。
濃い色のお花の色が、薄い色に色移りすることがあります。
これは、どんなに保管状況が良くても起こる、プリザーブドフラワーの特徴です。
いったん色が移ると、どんどん広がっていきますので、色が染まった部分は、ハサミで切り取ります。
再度、色移りがしないように、濃い色とのお花の間に、小さくちぎった綿などをはさんで、直接触れないようにします。
よろこびの森では、お花同士の色移りを避けるため、色移りしやすいプリザーブドフラワー花材の使用を控えております。
例えば、メインの花と花の間に入れるアジサイ。
あるメーカーのものは、色移りが激しく、薄い色のバラなどに添わせると、1ヶ月ぐらいで、バラとアジサイが接触した部分に、アジサイの色が移ります。長く楽しめるプリザーブドフラワーといっても、花が色移りでまだらな色合いになってしまうのは残念なことです。
よろこびの森では、様々なメーカーのプリザーブドフラワーの色移りの傾向を実験して、色移りの可能性が少ないメーカーのものを選んでいます。
もし、色移りする可能性のある花材を使用する場合は、花材同士にモスや葉、ドライ素材(ドライフラワー)の実などを挟んで、プリザーブドフラワーの花材同士が直接当たらないように工夫するなど、プリザーブドフラワーアレンジメントを綺麗な状態を出来るだけ長く楽しんでいただけるように、気をつけています。
アート素材(材料はプラスティック)の葉を使用して、プリザーブドフラワーの色移りを避けるアレンジメントの方法もありますが、アート素材の葉は、色や質感が均一で、ナチュラル感に欠けるため、よろこびの森では使用しておりません。
※実ものについては、アート素材のものを、一部使用することもあります。
※プリザーブドフラワーアレンジメントの使用材料につきましては、商品の説明欄に詳しく記載しています。お買い求めの際に、ご参考いただけますようお願い致します。