バラやカーネーションなど、一部のプリザーブドフラワー花材では、表面に白い粉が付着している場合があります。
これは、プリザーブドフラワーの脱色工程で使われた漂白剤が残り、乾燥して粉になったものです。
アレンジメントの制作時には、できるだけ払い落としておりますが、プリザーブドフラワーは繊細な素材のため、完全に落しきれずに、多少表面に残る場合があります。
白い粉を、無理に落そうとすると、花びらが痛みますので、手を加えず、そのままでお楽しみくださいませ。
花首を茎から切り取り、アルコール成分のある脱色剤に浸して、樹液を抜きとって脱色します。
※プリザーブドフラワーに付いている白い粉は、この工程で使われた漂白剤が表面に残ったものです。
脱色されたお花を、人体に無害のプリザーブドフラワー溶液に浸して着色します。
プリザーブドフラワー溶液からお花を取り出して、花の形が崩れないように、乾燥させます。