プリザーブドフラワーショップ『よろこびの森』同系色・類似色を組み合わせると、アレンジメントの安定感が生まれます

良く似た色の組み合わせは、アレンジメントに統一感や調和が生まれます。微妙な色合いのものを組み合わせれば、綺麗なグラデーションが楽しめます。

色相が似ていたり、トーンが似ている色を組み合わせたときに、安定感があり調和している印象を受けます。
その一方で、同系色・類似色の色あわせは、単調で面白みに欠ける場合があるので、花の大きさや種類を組み合わせて変化をつけます。

プリザーブドフラワーは花材の種類が限られていて、大きさや花の形に変化を持たせる事が難しいので、色の分量を工夫したり、グリーンなどで動きを付けて、単調にならないように工夫しています。

※グラデーション
ある色の明るさ（明度）や色の鮮やかさ（彩度）が、徐々に変化する事を意味します。

左：
かわいらしい色合いのプリザーブドフラワーを数種類使ったピンクベースのアレンジメントです。濃いピンクや赤を加えると、華やかさが引き立ち、全体を引き締める効果も生まれます。
このアレンジメントでは、小さいサイズのバラやペッパベリーを使って、サイズや濃淡に変化をもたせてています。濃い色は目立つので、アレンジメントの２割程度でも、十分効果があります。

中央：
２色の赤いバラと、赤と茶色のカーネーションで、シックで深い味わいのあるアレンジメントです。
赤は、元気で派手なイメージがありますが、トーンを抑えた茶色を組み合わせると、大人の色合いを表現できます。
ところどころに白い実を加えて、濃く沈みがちなアレンジメントに、軽さを加えています。
たおやかな曲線を描いた動きのあるグリーンで、アレンジメントに柔らかさを足しました。このグリーンを入れることによってモダンさも加わり、プリザーブドフラワーの赤の色合いも更に引き立たせることができました。

右：
淡いトーンをベースにする花色合わせでは、ぼんやりとした印象にならないように、アクセントとなる濃い色を少量加えるのがポイントです。
黄色とオレンジは、ビタミンカラーと言われるほど、相性が良い人気の組み合わせ。ベースを黄系統としたこのプリザーブドフラワーアレンジメントでは、ビビッドなオレンジを合わせて、元気なイメージを引き出しました。
明るいグリーンで、ナチュラルで爽やかな印象をプラス。