よろこびの森の裏話をちらほら・・
深みのある濃いオレンジのドレスをお召しになる
花嫁さんのブーケ。
アンティークなニュアンスが感じられる色使い…。
茶色に近いダークな赤と、錆がかったようなクリーム色のトーン。
それらのバラに合わせたグリーンには、
シルバー系のアンニュイなイメージのものを、
さりげない雰囲気で加えました。
来年からのアレンジメントの新しいジャンルに、
アンティーク調のアレンジメントをご紹介しようと、
只今、新作デザインを 検討・制作中です。
そういう空気を察してか…、
たまたま購入した新しい花材が、そのイメージにぴったり合う色合いだったり、
「アンティーク調で」とのオーダーメイドを頂いたり…。
こういう外からの流れにも助けてもらって、
素敵なアレンジメントをご紹介できればいいな と思っています。
お電話で、ブーケのお話を頂いた時、
５分足らずの間に、何度も何度も「ありがとうございます」
と、おっしゃった花嫁さま。
きっと、些細なことにも、感謝の気持ちを忘れず、
毎日、過ごしておられるんだなあ と感じたお客様でした。
そんな花嫁さまがご希望のブーケは、
ブルーとラベンダーカラーが入った、メリアのブーケ。
「ブーケの中に、キラキラをいっぱい入れたいんです。」
お聞きしたキーワードを元にお届けしたのが、
ふわふわ スイートなメリアブーケ です。
お問い合わせから、お届けまで約10日のスピード制作だったので、
キラキラ光る、綺麗な材料を探しに行く時間もなく、
よろこびの森 のクリスマス商品（ガーランド）を使って、お作りしました。
ブーケから垂らした７本のキラキラたちも、
歩く度に、ゆらゆら揺れて、
スポットライトが当たれば、さぞかし綺麗かったと思います。
お花を囲むファーのところにも、
ピンクとラベンダーの半透明の葉っぱが入ってるんですよ。
私自身のこのブーケのお気に入りは、
さりげなく色を加えてくれた この葉っぱたちなんです。
え？ ちょっとマニアック？
そうですかね～。
バラを平たくフリル上に開花させ、
隙間をお召しのドレスをイメージした
赤の布（オーガンジー）を埋めるように、お入れしています。
フリル咲きにすると、バラに可愛い表情が生まれるのはもちろん、
普通のバラの大きさの1.3倍ぐらいになるので、
お花が少なくて、ボリュームが出せるという
お財布にもやさしい開花方法なのです。
挙式後は、ギフトBOXの中に入れて飾りたいとのご希望で、
挙式ではブーケの後ろ側にリボンを、
飾っていただく時は前側に見えるように、
リボンを取り外しできるようにお仕立ていたしました。
このブーケを含め、2点（No. bbE-003、bbE-004）、ギャラリーにUPしました。
お時間があったら、ご覧くださいね。