2月になりました。
神戸も、雪がちらほらして、
冬! っていうお天気になっています。
さて、下の写真、生花に見えますか?
プリザーブドフラワーでしょうか。
(・・・う~ん。どっちだろ。。。)
一般のお客様には、分かりにくいかもしれませんが、
プリザーブドフラワーをされている方なら、
お分かりいただけるかもしれません。
プリザーブドフラワーは、
お花の先だけを切り取って、専用の液に漬けて染色するので、
茎がついていないんですね。
▲脱色後染色前 ▲染色中 ▲染色後
バラの茎が付いたお花も販売されていますが、
1本1,200円もするので、めったに見かけることがありません。
(・・・ということは、写真は、生花?)
プリザーブドフラワーに長い茎(ステム)をつけるときは、
針金を付けて、緑など色のついたテープ(フローラルテープ)を巻きます。
▲テープを巻いたステム(左)との比較
生花の茎は、ある程度の太さ(φ5~7mm程度)がありますが、
テープを巻いた針金の茎は、細く (φ1mm程度) 、人工的で、
とても違和感があります。
(・・・写真の右のお花の茎は太そうだし、やっぱり生花かな~?)
バラの葉も、一枚一枚切り取られたものに、
裏側にワイヤをかけて、補強して使います。
せっかく生花のような質感なのに、
ここでもワイヤがかかってると、なんとなく違和感…があったりします。
(・・・そうなんですね。。)
生花のような、ナチュラルなプリザーブドフラワーだから、
もっと自然な雰囲気の茎部分が作れないかな。。
と、常々考えておりましたが…
できました~♪ 茎と葉っぱの付いたプリザーブドフラワーのバラ。
(・・・おお~。プリザーブドフラワーですか~。)
▲ね! 鏡に映った裏側の葉に、ワイヤの陰が見えないでしょ?
茎も、針金ではなく本物の植物の茎を使ってますので、
節があったり、多少曲がっていたりで、
とっても自然な雰囲気です★
葉も、裏側にワイヤ掛けをせずに、茎に付けています。
もちろん、しっかり固定してますので、
引張っても、簡単には取れません★
(葉と茎の接続部分はもちろん、茎と花の接続部分などにも、
フローラルテープは、使っていません。)
後は、どんなアレンジメントに、このお花を使うかですね~。
わくわく~♪